■ 当工場のシステム |
当工場では、比重分離システムを用いて、プラスチックの比重の差を利用してPE(ポリエチレン)・PP(ポリプロピレン)を回収します。
水の比重1に対し、PE・PPは比重が小さいため水に浮きます。その他の大半のプラスチック類は比重が大きいため沈みます。この性質を利用してPE・PPを回収しリサイクルを行っています。
|
■ 当工場の特徴 |
1.破砕、洗浄後に比重分離を浮上選別と遠心分離の計2回行います。
- 洗浄後の分離は水を使用して行うため、再洗浄の効果も得られます。
- 比重分離を繰り返すことで、塩素分の低い製品が確保されます。
2.減容後、造粒(熱可塑化)を行いPE・PP混合ペレットを製造します。
- 減容工程を経ることで、含水除去及び気化ガス除去をすることができます。
- 減容後に造粒することで、製造効率が非常によくなるとともに、安定したバラつきの少ない品質の製品を得ることが出来ます。
3.取扱製品品目
- PE・PP混合ペレット ISO18263-1-MPO(REC),NG1,,,Y
|
■ リサイクル原料の利用(再商品化製品利用製品) |
当工場でリサイクルされた製品は、リサイクル原料を利用して成形品を製造される会社、または成形品製造に適した条件に原料を調合(コンパウンド)される会社へ販売され、パレットなどのプラスチック成形品に生まれ変わります。 |
リサイクル処理工程図
クリックで拡大 |
|